PCメンテナンス知識の調査3(続き2)
はい!どうも
また3つほどメンテナンスの知識を紹介していきたいと思います。
今回は
・キーボードの種類
・ショートカットキーについて(win10)
・文字コードの種類
です。
ではまず
キーボードの種類について
最も普及しているキーボードです。パソコンに付属しているキーボードはほとんどこのタイプになります。キーとスイッチの間に、回路の張りめぐらされたシートが入っていて、キーを押すことでスイッチが接触し、元に戻ることでキーが戻る仕組みとなります。キーを押し戻す機構としてシリコンキャップを採用しています。また、他のタイプよりも耐久性は劣りますが、価格は安くなります。
通常のメンブレンタイプより薄くなり、キータッチの感触は軽いものとなります。ワイヤレスキーボードや、ミニキーボードで使われています。
ノートパソコンによく使われています。パンタグラフの「支持構造」を持たせることでしっかりとした打ち心地があり、キーの端を押しても反応はよくなっています。キーを押し戻す機構はメンブレンと同じくシリコンキャップを採用していますが、まわりに支持構造があることで、しっかりとした打ち心地と薄型化が可能です。分解すると支持構造のツメが折れることもあるので、解体して掃除するのは控えましょう。
ノキーボードに金属製のスプリングが組み込まれているため反発力があり、独特のタイピング感があります。また、メンブレンタイプのキーを1シートでカバーする構造とは違い、1キーごとに1つのスイッチがあります。キーボードのスイッチが個別になっていることでコストがかかる分、耐久性に優れます。メンブレンタイプやパンタグラフタイプのキーボードよりも価格が高くなります。
色々なタイプがあり何を使うか迷いますね...
ショートカットキーについて
Windowsにはショートカットキーというものが存在します。
使いこなすとより操作性、使用感の向上につながるのでぜひ覚えておきましょう!
キー | 操作 |
---|---|
Win | スタートメニューを表示/非表示 |
Win + A | アクションセンターを表示/非表示 |
Win + D | デスクトップを表示/非表示 |
Win + E | エクスプローラーを起動 |
Win + I | Windowsの設定を起動 |
Win + K | ワイヤレスディスプレイとオーディオに接続 |
Win + L | パソコンの画面をロック |
Win + P | 外部ディスプレイへ出力 |
Win + Q | Cortana への音声入力 |
Win + R | ファイル名を指定して実行 |
Win + S | WebとWindows(アプリ、ファイル、設定)を検索 |
Win + X | コンテキストメニューを表示 |
Win + Tab | タスクビューを表示(アプリ切り替え)、タイムライン |
Win + Ctrl + D | 新しい仮想デスクトップを作成 |
Win + Ctrl + F4 | 現在の仮想デスクトップを閉じる |
Win + Ctrl + → | 仮想デスクトップの切り替え(複数ある場合) |
Win + Ctrl + ← | 仮想デスクトップの切り替え(複数ある場合) |
Win + Home | 最前面のウィンドウ以外を最小化 |
Win + , | 全ウィンドウを一時的に透明に |
Win + 数字キー | 該当するタスクバーのアプリを起動 |
Win + ← | アクティブなウィンドウを左へ |
Win + → | アクティブなウィンドウを右へ |
Win + ↑ | アクティブなウィンドウを上へ |
Win + ↓ | アクティブなウィンドウを下へ |
他にも
Alt
Altキー(Alt)のショートカットキーです。
キー | 操作 |
---|---|
Alt + P | ファイルのプレビューを表示 |
Alt + Enter | プロパティを表示 |
Alt + Tab | 開いているアプリ・ウィンドウの表示 Altを押したままTabを押すとアプリの切り替え |
Alt + F4 | アクティブなアプリを終了 |
Alt + Ctrl + Del | ロック画面の表示 |
Shift
Shiftキーのショートカットキーです。
キー | 操作 |
---|---|
Shift + Delete | ゴミ箱に入れずに削除 |
Shift + クリック | 連続したファイルを選択 |
Ctrl
Ctrlキー(Ctrl)のショートカットキーです。
キー | 操作 |
---|---|
Ctrl + A | すべてを選択 |
Ctrl + C | 選択した項目をコピー |
Ctrl + N | デスクトップをエクスプローラーで表示 |
Ctrl + V | 選択した項目を貼り付け |
Ctrl + X | 選択した項目を切り取り |
Ctrl + Shift + ESC | タスクマネージャーの起動 |
Ctrl + クリック | 複数のファイルを選択 |
Ctrl + ドラッグ | ファイルをコピー |
Ctrl + マウスホイール |
デスクトップ アイコンのサイズを変更
|
など覚えきれないほどのショートカットキーがあります...
便利なものは押さえておきたいですね。
次に
文字コードの種類について
まず文字コードとはなにか?
とはコンピューター上で文字を利用する目的で各文字に割り当てられるバイト表現。もしくは、バイト表現と文字の対応関係(文字コード体系)のことを指して「文字コード」と呼ぶことも多い。
次に
文字コードの種類について
コンピュータの内部では全てのデータは0と1の2進数で表現されています。そしてコンピュータ上で文字を表現するために割り当てられた数字の組み合わせ(バイトコード)を文字コードと言います。現在コンピュータの種類によって様々な文字コードが使われています。
今回は、それぞれの文字コードの特徴について紹介していきます。
JISコード
JISコードは、インターネットや電子メールで日本語を表記する際に、最も標準的に使用されている文字コードです。日本工業規格(JIS)により定められた7ビット単位の符号化方式で、通常の文字列では表現することができない特殊な文字や機能(制御文字)については、エスケープシーケンスという特殊な文字の並びにより表現しています。
Shift-JISコード
Shift-JISコード(SJIS)はMicrosoft社により定められたコードです。WindowsやMS-DOS、Macで使用されています。エスケープシーケンスは使用されていません。そして半角文字も全角文字も一律2バイト(16ビット)で扱うので、表示された文字数とバイト数が一致するという特徴があります。また文字の前半の8ビットで半角文字か全角文字を区別することが可能です。
ASCIIコード
ASCIIはAmerican Standard Code for Information Interchangeの略です。アメリカ規格協会(ANSI)が制定した文字コードで、1文字を7ビットで表現しており、誤り検出用に1ビットを付加した8ビットで構成されています。ラテンアルファベット、数字、記号、空白文字、制御文字などの128文字を表現することができます。
ASCIIコードで扱っている文字はいわゆる半角文字となりますが、古くから使用しているメールソフトやブラウザでは半角カナに対応していない場合があるので避けるべきとされています。アプリケーションのバージョンが最新のものであれば特段気にする必要はありません。現在は国際標準化機構(ISO)により国際標準となっています。
コンピュータに適していない文字コードを使用すると、いわゆる文字化けを起こしてしまいます。例えばWindowsで作成したファイルをメールでUnix/Linux系のコンピュータへ送信したら、意味の分からない文字列になってしまい、メールの受取人が困ってしまうというようなこと起きます。
そういった問題を解消するために、Unicodeはユニコード・コンソーシアムにより制定されました。文字を4バイトで表現し、アルファベット、漢字、カナ、アラビア文字など世界中の文字を表現しようとしています。現在はISOで規格化されており、JavaやXMLは基本コードとしてUnicodeを採用しています。そしてUnicodeで定義されている文字を実際にデータとして使用する場合には、文字符号化方式(エンコーディング)により符号化して使用します。
UC(Extended Unix Code)は拡張UNIXコードとも呼ばれており、UNIX上で漢字、中国語、韓国語などを扱うことができるマルチバイトコードです。日本語UNIXで使用されていますがエスケープシーケンスは使用されていません。ASCII以外の文字についてはJISコードの上位ビットを立てることにより識別しています。半角文字は1桁につきバイト数が2バイトとなりますが、これに伴い半角カナ文字に対応できていないプログラムが数多く存在するのでインターネット上で半角カナを扱うことができないという制限があります。
EBCDICはextended binary decimal interchange codeの略です。拡張2進化10進符号とも呼ばれており、IBM社が開発した8ビットの文字コードのことです。基本的に半角の英数字や記号、制御文字が収録されていますが日本語向けに半角カナ、漢字などを扱えるよう拡張したものもあります。主に大型コンピュータ(メインフレーム)やオフィスコンピューターで使用されています。
このように
文字コードは様々な機関・企業などにより制定されており、パソコンの機種や使用するアプリケーションによって向き不向きがあります。特にインターネットでメールやデータをやり取りする場合は自分のパソコンと相手のパソコンの環境によって見え方が異なる場合があるので、注意が必要です。